事務処理。



うちの会社は洒落にならないくらい事務処理が多いです。


どれくらい多いのかわかりやすく説明すると、まず10頭のヤギさん達のお腹を満たせるくらいに私のデスクとストレージには書類が詰まっています。

外回りに行って戻ってくると、漫画やアニメでしかお目にかかる機会の無いような積み方をされていることもしばしばです。
(業種柄しょうがないのですが……。)

しかもそれらの書類が自分の手元をすぐに離れていくことは殆ど無く、うっかりすると「あれ、あの書類どこやったっけ」や、酷いと書類の処理自体忘れたりすることも。





入社1年目の時は本来やるべき仕事以外にもその事務処理に時間を取られ、本来の仕事の方が御座なりになることもしばしばあり困らせられたものですが、今では事務処理の早さに定評のあるじろーとなっております。


では1年目とは何が変わったのか。



1年目と今で圧倒的に変わったのは慣れの部分以外では「整理整頓」を徹底するようになったことです。


1年目の頃に上司に「身辺が散らかっているような奴は頭の中も散らかっている。」というようなことを言われ、心中では頭がハゲ散らかっているお前なんかに言われとうないと可愛いげのないことを思っていましたが、確かにその人はどれだけ自分の手持ちの書類が増えても指定の書類をすぐに出せる程に整理ができていましたし、どれだけ書類が増えても自分の仕事を忘れずにきちんと把握できている素晴らしい方でした。



モノは試しだと思い、まずは金曜日の17時以降は必ず身辺の整理を徹底するように習慣を付けるようにしました。
整理を徹底するようになると見えてくることがたくさんあって、

 

【1、すぐに出せる】
Aという書類とBという書類が関連があることってありますよね。
どちらかの書類が見つからないと仕事が進まないパターン。
まずこれが無くなりました。


【2 、忘れなくなる】
整理整頓に拘り始めると必然的に全ての手持ちの書類に目を通すようになります。
これにより自分の仕事の全体を掴むことができるようになりました。


【3、優先順位】
全体がきちんと把握できるようになると優先順位が付けられるようになるのは言わずもがな。期限を守れる人になりました。


【4、職場での評価】
要求された書類がパッと出せるようになると、社内の人からの評価も自然と上がるようになりました。
「じろーさんはいつも書類がパッと出てくるね。」と、たったそれだけなのですが、その「たったそれだけ」が社内での印象に大きく寄与しているみたいです。



大きく分けるとこの4つについて大きな恩恵を受けるようになりましたし、仕事が格段に早くなりました。
週末整理に2時間程かけるだけで平日5日分効率が良くなるのならばお得ですよね。



整理整頓は拘り出してみるとキリがなくて文房具屋で使いやすそうなファイルやクリップ、引き出しの仕切りを買い漁ったりと、今では整理整頓が習慣であり息抜きでもあります。



書類のせいで仕事が中々進まない方は1度試してみるのも良いかもしれませんね。